パリ切符獲得の秦澄美鈴「スカッとする跳躍をして心の底から笑える五輪にしたい」
陸上・日本選手権最終日(30日・新潟デンカビッグスワンスタジアム=読売新聞社後援)――パリ五輪代表選考会を兼ねて行われ、女子走り幅跳びは秦澄美鈴(すみれ)(住友電工)が6メートル56で4連覇を果たし、初の五輪代表に決定した。 【写真】パリ内定の秦澄美鈴がにっこり
女子走り幅跳びの秦は優勝が決まった後の6回目、さらに記録を伸ばす6メートル56を跳んで貫禄を見せた。昨年のアジア選手権で日本記録の6メートル97を跳び、五輪参加標準記録を突破していた。これまで2度の世界選手権では予選敗退に終わったが、「スカッとする跳躍をして、心の底から笑える五輪にしたい」と気合を入れた。