大橋和也&伊原六花、サプライズ登場に“親子”どよめき 『銭天堂』イベントで子どもたちからピュアな質問
なにわ男子の大橋和也、俳優の伊原六花が映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』ファン感謝イベントが都内の小学校で開催された。この日のイベント告知では、公式HPに「キャスト登壇予定」とのみ公表し、選ばれた35組70人の親子が参加した。 【写真】先生として子どもたちからの質問に答える大橋和也 原作は、同名の児童文学シリーズ(作:廣嶋玲子、絵:jyajya/偕成社)。ふしぎな駄菓子屋「銭天堂」で駄菓子を手に入れた人々が、それぞれの願いや悩みに応じた効果を得る一方で、予期しない結果を招くこともある、楽しくてちょっと怖い物語。映画は今月13日に公開された。 この日のイベントでは、冒頭にMCが登壇すると、新米教師の等々力小太郎を演じた大橋とファッション雑誌の編集者・相田陽子役の伊原からのメッセージ動画が流れ、「キャストは誰が来るのかな~?」と、あたかもイベントに参加できない様子の会話が流れる。そこで「大橋さんは、小学校の先生役なのにこのイベント行かなくていいんですか?」と伊原に指摘され、やっぱり直接お礼を伝えに行こう!との提案に、「みんな待っててね~!」と動画が終わる。場内がどよめく中、扉が開き「どうも~!」とサプライズで大橋と伊原がそろって登場すると、教室は黄色い声援に包まれた。 大橋が「お集まりいただきありがとうございます!今日も1日楽しんでいきましょう!」と言うと、伊原は「この距離でお話しできることがなかなかないので、いろんな会話をできたらうれしいなと思います。よろしくお願いします!」とあいさつし、イベントがスタート。 映画が公開してからの周りの反響を聞かれると大橋は、「僕のお父さんとお母さんが観に行ったんですけど、いつもやったらスタンプ5連で送ってくるんですけど、10連で送ってきてくれて楽しかったよって。それくらい楽しくてハートフルな感じもあるし、胸に響くようなせりふもたくさんあったのでもう1回観に行きたいって言ってくれました」とにっこり。 伊原も「ダンス部時代の友達とかからめちゃくちゃ連絡が来て、結構変貌していくところのファッションとかぶっ飛びすぎて声が出たって連絡をもらって、結構同年代でも上の年代でもお子さんでも楽しんでもらったと聞けてほくほくしています」と胸をなでおろした様子で語る。 ここからは直接子どもたちから寄せられた質問に大橋と伊原が答える“特別授業”が行われた。1人目の質問では、小学6年生から「卒業式で堂々と話せるコツってありますか?」と質問が。大橋は「自分もめちゃくちゃ緊張しいで、しゃべりってなると緊張するんですけどその時やるのはストレッチ。無になってストレッチしていろんなことが心のリフレッシュになっていいのかなと思うんで、ストレッチしてから行ってください」と真摯に回答した。 また「1番好きなシーンはどこですか?」との質問に、伊原は「銭天堂が一番最初に出てくるところ。路地から、ぱーって開けて銭天堂が映るシーンが“始まったな、銭天堂”って思えるから見ていてすごい好きなシーンでした!」と話し、大橋は「教卓の前に立った瞬間。生徒たちが僕の方を見ている顔にすごい癒されて、せりふが飛びそうでしたもん。それくらい癒されたので好きなシーンです」と振り返る。 さらに大橋は続けて「生徒役の皆さんから“小太郎先生へ”って寄せ書きをもらって、『また一緒に演技したいです』とか『小太郎先生でよかった』とか書いてもらって、今も台本の袋(カバー)に大事に入れてます。活力になります」とうれしかったことを明かした。 終盤には、映画の主題歌「願いはぎょうさん」のダンスレクチャーも実施。ゆっくり丁寧に「手は願い事」「ひらひら払って」「猫!」と説明をする大橋。大橋が間違えるとすかさず修正をする伊原と仲良くレクチャーすると、すぐに「できるー!」と覚える70人の親子。体育の先生さながらに、上手に教える二人が楽しそうに踊る様子を見て場内は温かな空気に包まれた。 最後のあいさつでは、伊原が「公開から10日経ってリアルに皆さんの感想を聞きながらイベントをできることを、すごく楽しみにしていたので今日はすごく幸せな時間でした!何回も観ていただけたらと思います!」とコメントし、大橋も「まず銭天堂にご来店いただきまして、ありがとうございました。せりふの一つ一つが皆さんの心に響いてもらえたらなと思うので、ぜひ何回も観ていただいて、いろんな登場人物が居るのでその方に憑依した感じで見てもらえたらなと思います」と“銭天堂”ならではのコメントで締めくくった。