アルツハイマー病新薬「レカネマブ」 沖縄県のホームページで取り扱い病院を公表
アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」による治療を受けられる県内の病院について、県はこのほどホームページで情報を公開し始めた。現在は、大浜第一病院(那覇市)と国立病院機構沖縄病院(宜野湾市)が導入している。 レカネマブは、軽度のアルツハイマー病の患者の病気の進行を抑制する効果が期待される。投与期間は原則18カ月まで。昨年12月に保険適用になったが、薬価は年間約300万円で、3割負担の場合の医療費は毎月10万円余りになるという。 厚生労働省が周知に力を入れており、県も情報公開を始めた。 ホームページでは、治療のための要件や検査内容、副作用なども解説している。レカネマブを扱う病院は増える見込みで、病院名を追加して掲載するという。 (宮沢之祐)
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