阪神・島本は年俸4500万円でサイン 藤川監督の現役時代の思い出は「いろんなことを教わった。なんとか来年は胴上げしたい」
阪神・島本浩也投手(31)が30日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸4500万円でサインした。 14年目の今季は5月に背中を痛めるなどコンディション面でも苦しみながら33試合に投げ、2勝1敗、防御率2・81の成績。「開幕からずっと、なんとか抑えたという(感じ)。自分のボールじゃなく、内容も悪かった。でもその中でも最初の15試合ぐらいは防御率も良かったが『いつかやられるだろうな』『この状態だったら通用しないだろうな』と思って投げていた」と今一つだったシーズンを振り返った。 新たに指揮をとる藤川監督とはともにプレーした間柄でもある。「本当に毎日いろんなこと学ばせてもらって、配球の面であったり、コンディションの面であったり、いろんなことを教わった。怪我してる時(2020年に左肘をトミー・ジョン手術)も本当に支えてもらったんで、なんとか来年は胴上げしたいなと思います」2019年には63試合に投げて、防御率1.67とフル回転した左腕。来季の目標として「最低50試合は投げて、防御率も1点台前半ぐらいを目標にして、その中でしっかり優勝できるように頑張りたいと思います」と言葉に力を込めた。(金額は推定)