ハットリくん×マジンガーZ 被災地支援Tシャツ人気 急きょ追加発注
●潮風ギャラリーでも販売 能登半島地震の復興支援として漫画「忍者ハットリくん」と「マジンガーZ」をデザインしたチャリティーTシャツが人気を集めている。市民や観光客らが買い求めて被災地応援の輪が広がっている。13日に氷見市の潮風ギャラリーと道の駅「ひみ番屋街」で先行販売が始まって1週間余で在庫はほぼなくなり、急きょ追加発注した。 Tシャツは、忍者ハットリくんとマジンガーZが復興に向けて飛び立つデザインで、氷見市出身の藤子不二雄Ⓐさん(元富山新聞記者)の関係者と輪島市出身の永井豪さんの協力を得て、氷見市文化振興財団が企画した。 当初製作した500枚を上回る600~700枚の販売、注文があったため、1千枚を追加発注した。31日から東京の富山、石川両県のアンテナ店(日本橋とやま館、八重洲いしかわテラス)と大阪駅前の「HOKURIKU+(ホクリクプラス)」でも取り扱う。8月末から9月上旬にオンライン販売も予定する。 価格は4400円(税込み)で、経費を除いた収益全額を日本赤十字社に寄付し、被災地復興に役立てる。市文化振興財団の河出洋一総合プロデューサーは「能登半島地震の被災地の厳しい状況を風化させず、全国の方に知ってもらうきっかけになっている」と話した。