【イベントレポート】キム・ヘス「トリガー」で自由奔放な姿を表現、「ムービング」シーズン2の製作も正式発表
ウォルト・ディズニー・カンパニーが、2025年から2026年にかけての劇場公開作品や配信作品を発表する「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024」をシンガポールのマリーナベイ・サンズで開催中。本日11月21日には、アジア太平洋地域(APAC)における配信予定作品が発表された。本記事では、韓国作品を中心としたプレゼンテーションの模様をレポートする。 【画像】ミッキーと笑顔を見せるパク・ボヨン まずはロウンとシン・イェウンが共演する時代劇「濁流」の情報が初公開。「捏造された都市」からは、キャストのチ・チャンウクとド・ギョンスのメッセージ映像が放映される。加えて「照明店の客人たち」からキャストのチュ・ジフンとパク・ボヨン、監督を務めたキム・ヒウォン、原作・脚本を担当したカンフルが登壇し、会場は黄色い歓声に包まれた。 続いて「トリガー ニュースの裏側」よりキム・ヘス、チョン・ソンイル、監督のユ・ソンドンが登場する。キム・ヘスは演じるオ・ソリョンについて「調査報道のプロとして使命感を持っている人物で、とても魅力的です。重苦しくならず、自由奔放な姿を表現しようと心がけました」と回想。「犯罪を描きながらもカタルシスにあふれており、ウィットと誠実さのバランスが取れています」と本作をアピールする。チョン・ソンイルは「内気で1人ぼっちなキャラを研究しました」と振り返り、キム・ヘスをたたえる様子も見せた。 1970年代を舞台にカン・ユンソンが演出を担う「パイン(原題)」は、ならず者たちが財宝をめぐり、激しい奪い合いを繰り広げる物語だ。キャストのリュ・スンリョンは「素晴らしい監督やスタッフと一緒に作品作りができてよかった」と笑顔を見せ、ヤン・セジョンは「台本を読んでからは当時の映像をYouTubeで観たり、酒の文化や、当時の髪型についても調べました」と役作りについて語る。そしてイム・スジョンは「原作と脚本が素晴らしかったのでオファーを受けました。監督の作品にも出演したかったんですよ」と述べ、隣にいるカン・ユンソンを照れさせていた。 「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」からはキャストのパク・ウンビンとソル・ギョング、監督のキム・ジョンヒョンがステージに。「ノックオフ 」に出演したキム・スヒョン、チョ・ボアと監督のパク・ヒョンソクも笑顔を見せる。また「ナインパズル」の出演者であるキム・ダミとソン・ソック、監督のユン・ジョンビンも参加した。 終盤にはチョン・ジヒョン、カン・ドンウォン、ジョン・チョーが出演する「北極星」に関する情報も発表された。同作は、外交官で元駐米大使のソ・ムンジュと国際特別捜査官のサンホが、朝鮮半島の平和を脅かす謎の攻撃の裏に隠された真実を暴くため奔走するスパイサスペンスだ。「メイド・イン・コリア」からは、キャストのヒョンビン、チョン・ウソンからのメッセージ映像がスクリーンに。最後に「ムービング」シーズン2の製作が発表されると、観客からは喜びの声が上がった。 なお本イベントではドラマ「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のシーズン2や、スターリング・K・ブラウンらが出演する「パラダイス」の映像も上映され、「エイリアン」シリーズ初のテレビ作品「Alien: Earth(原題)」では「エイリアン」1作目の2年前が舞台になることも明かされた。