大谷を阻む長打と無縁の好調8人衆、山本由伸を襲うブロンクス・ボンバーズ【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】
【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】#1 日本時間21日にメッツを下した大谷翔平(30)のドジャースが26日開幕のワールドシリーズでア・リーグ覇者のヤンキースと対戦する。 ❤SEXYすぎるっ!!!❤ 真美子夫人、思いがけず「肩がポロリ…❤」でお慌ての瞬間! くしくも、今季のレギュラーシーズンで最高勝率をマークした(ヤンキース.580、ドジャース.605)チーム同士の対戦となり、両軍による直接対決はドジャースが16年ぶり5度目の世界一になった1981年以来、43年ぶり12度目。過去11度の対戦成績はヤンキースが8勝3敗と、大きく勝ち越している。 今ポストシーズン(PS)のチーム成績を比較すると、ヤンキースは防御率3.27で、出場12チーム中4位、ドジャースは4.36で同9位。チーム打率はドジャースが.251で、.237のヤンキースを上回っている。 東西の名門球団同士の対戦とあって、多くの米メディアが両軍の戦力分析を行っており、ド軍の地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は21日、「ヤンキースはスター選手が多いものの、ドジャース(選手)の方が才能があり、世界一に有利なのは間違いない」と予想している。 ともに打撃2冠のヤンキース・ジャッジ(58本塁打、144打点)、大谷(54本塁打、130打点)の長距離砲2人が打線を牽引。昨季までア・リーグ本塁打王とMVPを争った2人の対決にファンの関心が高まっているが、大谷とジャッジによるアーチ合戦は実現するのか。 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。
ヤ軍投手陣は大谷を抑えた投手の配球を研究して臨んでくる
「ヤンキース投手陣はポストシーズンに入って好調です。コール、ロドン、シュミット、ヒルとドジャースと違って4人のローテが揃っている。救援陣もPS6試合で防御率0.00の守護神ケンリーを筆頭に勝ちパターンで投入される4人の救援投手はPS9試合でわずか3被弾と盤石です。大谷は今季、ヤンキース戦3試合で打率.154、0本塁打、1打点。コール、ロドンのエース級との対戦がなかったにもかかわらず、結果を残せていません。ヤ軍のスコアラーはポストシーズンでのド軍打線を徹底的に分析しているはずです。パドレスのダル、メッツのマナエアら大谷を抑えた投手の配球を研究して臨んでくるだけに、攻略するのは容易ではないでしょう。ガーディアンズとのリーグ優勝決定戦で2本塁打6打点と調子を上げたジャッジの引き立て役になりかねません」 大谷はヤンキースとの対戦を前に「もちろん素晴らしいチームですし、強いチーム。楽しみにしたい」と話したが、楽しむ余裕などなさそうだ。 ■レギュラーシーズンとは別人 一方、ドジャースタジアムでの1戦目か2戦目での登板が見込まれる山本由伸(26)にも不安がある。 山本はパドレスとの地区シリーズ2試合、メッツとのリーグ優勝決定シリーズ(LCS)1試合の計3試合12回3分の1に登板し、1勝0敗、防御率5.11。18日のLCS第4戦で立ち上がりに同点弾を浴びるなど、2本塁打を許している。 「打線はヤンキースに分があると見ていい。2番ソトからスタントン、ジャッジと続く強打者3人による『ブロンクス・ボンバーズ』は破壊力抜群。マーリンズ時代の14年に大型契約(13年総額約480億円)を結びながら、ここ数年は不良債権と化していたスタントン(今季打率.233、27本塁打、72打点)が、ポストシーズンでは別人のように爆発(打率.294、5本塁打、11打点)し、ア・リーグLCSのMVPに選ばれる活躍を見せた。『ボンバーズ』の3人はそれぞれ一発で試合をひっくり返す長打力がある。一方のドジャースは先発の頭数が少ない上に、リリーフも酷使しているだけに、ヤ軍打線の勢いにのみ込まれる可能性はあります」(前出の友成氏) ドジャースは、20年以来4年ぶり8回目の世界一を目指すが、ヤンキースとの43年ぶりの世界一決定戦が激戦になることだけは間違いなさそうだ。 ◇ ◇ ◇ 日本国民はもちろん、実はMLBやドナルド・トランプ贔屓の米放送局FOXまで、大谷を熱烈に応援しているという。いったいなぜか。大谷の活躍によって得られる「莫大なメリット」とはどれほどのものなのか。いま、米球界で何が起きているのか。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。