ブース巡り学び深める ふくしまSDGs未来博 フードロス削減注目 福島県郡山市
10、11の両日に福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた「ふくしまSDGs未来博」では、フードロス削減に取り組む企業のブースが注目を集めた。 福島市のニックファンズは規格外の果物を使ったドリンクやシロップを販売。県オリジナル品種のイチゴ「ゆうやけベリー」を使った「いちごミルク」などが好評だった。斎藤久志代表取締役CEOは「規格に合う物と味は変わらない。1次産業を守るため価値を見つめ直してほしい」と力を込めた。 浪江町のライスレジンは非食用米などと石油系の樹脂を混ぜて作るバイオマスプラスチック「ライスレジン」を来場者に説明した。今津健充取締役は「商品を広め脱炭素社会を実現する」と語った。 ライスレジンで作ったブロックのおもちゃのワークショップも開かれた。