ハラミちゃん（写真左）、DJ KOO（同右）

　今年で活動5周年を迎えるポップスピアニスト・ハラミちゃんが、2月3日放送のラジオ番組に出演。数々のアーティストとのエピソードを明かすともに、コラボレーションならではの醍醐味について語った。 【写真】コラボレーションの醍醐味について語る、ハラミちゃん（左） 「ピアノを身近な存在にすること」を目標に、2019年よりYouTubeでの活動を開始したハラミちゃん。いまやチャンネル登録者数は220万人以上、動画総再生回数は7億回以上にものぼり、これまでにさまざまなアーティストとコラボをしてきたほか、2023年には47都道府県ツアーを開催した。 　昨年行われた全国ツアーでは、ゴダイゴ・タケカワユキヒデと『銀河鉄道 999』のコラボ演奏を披露したハラミちゃん。これまでにコラボしたアーティストのなかで特に印象に残っている人として歌手・AIの名前を挙げ、エピソードを明かした。 「ショッピングモールのストリートピアノで、AIさんがサプライズ登場して3曲ほど一緒に演奏させていただくという公演があったんです。感想動画も撮ったんですけど、（公演の）音声が録れていなかったことが発覚。『どうする？　データ探して！』とバタバタし始めたときに、AIさんが『じゃあ、もう一公演やろう』と。かっこよすぎて泣きそうになりました。もう一公演やって、無事に動画をアップロードできたんですけど、あのときのAIさんの人柄・人間性にピカイチのものを感じました。あの人柄だからこその活躍と音楽性なんだと実感しましたね」（ハラミちゃん） 　数々のアーティストとのコラボを経て気づいた“コラボの醍醐味”について、ハラミちゃんはこのように熱弁した。 「普段バンドで活動している方とソロで活動している方とでは、やっぱり違いが出るんですよね。バンドで活動しているとバランスを常に意識しますが、ソロの方が集まると良い意味でバチバチするというか。『目立ちたい！』とかではなく、『人生をかけて尖らせてきた自分の音はこれだぞ！』という主張があるんです。それと同時に、共演者に対してリスペクトの気持ちを持って自分の個性をぶつけてくる。それらが合わさったときのパワーってすごいんですよ。私も私で『負けない！』と思いましたし、それと同時に一緒にセッションする仲間への敬意もあるし。それがスリルというか、たまらない刺激になっています」（ハラミちゃん） 　そんなハラミちゃんは、活動5周年を記念し、5つのコンセプトで全国を巡るツアーの開催を予定している。「ファミリー向け」「豪華ゲストとのコラボ祭り」「コンサートホールでの生音オンリー」「お酒を飲みながら楽しめる大人向け」「学生向け」など、それぞれ異なるコンセプトで公演が行われるという。 　番組の最後、ハラミちゃんは「5周年も元気に頑張りたいと思うので、皆さん応援のほどよろしくお願いします！」とファンに向けてメッセージを送った。 ※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2024年2月3日放送回より