<2020センバツ交流試合>中京大中京の右腕・高橋 VS 破壊力の智弁学園 交流試合見どころ第3日
出場32校の主将をオンラインでつなぎ、8日行われた2020年甲子園高校野球交流試合の組み合わせ抽選会で、昨夏の甲子園決勝と同じ履正社(大阪)と星稜(石川)など好カードが次々と決まった。 【センバツ32校が8月に交流戦】 第3日(左が一塁側) ▽第1試合(10時) 智弁学園(奈良)―中京大中京(愛知) ▽第2試合(12時40分) 鹿児島城西(鹿児島)―加藤学園(静岡) 全国屈指の好投手、中京大中京のエース右腕・高橋が強打の智弁学園打線をどう封じ込めるか。高橋は最速153キロの直球にカットボールも鋭く、制球も安定している。140キロ台後半の直球を持つ左腕・松島も控える。智弁学園は、OBの岡本(巨人)の高校時代にひけを取らない飛距離を誇る2年生の前川が4番に座り、上位を打つ白石も長打力がある。破壊力は出場校でも指折りだ。 第2試合は「ダブルエース」と「不動のエース」の対決。鹿児島城西は安定感抜群の前野と、140キロ台の直球に伸びがある八方の両右腕による継投が必勝パターン。加藤学園の右腕・肥沼は内角の直球とチェンジアップによる緩急が持ち味。投手戦になりそうだ。