綾野剛、「100億円の使い道は?」の問いに俳優らしい答え
俳優の綾野剛と豊川悦司が4日、ダブル主演するNetflixシリーズ『地面師たち』完成報告会に登壇。詐欺師集団“地面師”の1人に扮した綾野は、100億円あったら何に使いたいかという質問を受けると「シリーズものを3本作りたいです」と、俳優らしい願望を明かした。 【写真】地面師役に挑戦した綾野剛&豊川悦司 本作は、実在の地面師事件に着想を得た新庄耕による同名小説を、大根仁監督がドラマ化。地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海(綾野)と、巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中(豊川)が、不動産売買をエサに巨額の金を騙し取る、前代未聞の事件を描く。この日は「情報屋」の竹下を演じる北村一輝、なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子を演じる小池栄子、「法律屋」の後藤を演じるピエール瀧、そして大根仁監督も出席した。 ハリソンに拓海が地面師に勧誘されるシーンについて、綾野は「瞳に吸い込まれていくというか」と豊川の芝居に引き込まれた様子。なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子を演じた小池も「10秒以上目を合わせたらやられそうな感じ(笑)」「圧倒的な支配力みたいなものがあって。役者人生で感じたことのない恐怖を味わいました(笑)」と豊川の凄みを明かしていた。 ストーリーに絡めた質問で、100億円あったら何に使いたいか質問された綾野は「シリーズものを3本作りたいです」「1本だいたい33億っていうことですか?」と、ビッグバジェットの作品に費やしたい様子。新しい物語を生み出したいそうで「Netflixっていうプラットフォームから発信されるものっていうのも、いろんな発信場所がありますけども、とても魅力的だなと思います」と考えを明かした。 同じ質問を受けた豊川は、個人で使い切れる額ではないと思うとしたうえで「本当に、そのお金が必要な人のところに、配って回りたいって言ったら、ちょっと優等生っぽいかもしれませんけども」と発言し、これに綾野は「すいません」と照れ笑い。瀧が「綾野くん?」といじる中で、豊川は「僕も、シリーズものを作ろうかな」と白い歯を見せ、綾野は「はい!お願いします!」と笑顔で頷いていた。 Netflixシリーズ『地面師たち』(全7話)は、Netflixにて7月25日より世界独占配信。