上田市長（左）に女子硬式野球新潟大会優勝を報告する花巻東高校女子硬式野球部の関係者

　第7回女子硬式野球新潟大会（20、21日・新潟県）で優勝した花巻東高校女子硬式野球部の関係者は23日、花巻市役所に上田東一市長を表敬訪問した。選手らは強豪相手に勝ち上がった結果を報告するとともに、今夏の全国高校女子硬式野球選手権大会での日本一に向け飛躍を誓った。 　花巻東は3回目の出場。全国から高校、大学、クラブなど計12チームが出場し、一回戦は松本国際高校（長野）を9―1、準々決勝は大学の至学館（愛知）を7―1、準決勝は社会人チームの侍（埼玉）を5―0で下した。決勝は選手権大会優勝経験のある福井工大福井高校に先取点を許すも逆転し、10―3で快勝。創部5年目にして初優勝を果たした。 　小田島順造校長、沼田尚志監督、佐々木秋羽主将ら10人が訪問し、優勝を報告。佐々木主将は「3年生全員がベンチ入りしての優勝。一緒に過ごしさまざまな困難を乗り越えて生まれた絆や練習の成果を出すことができた大会」と振り返り、「選手権で、日本一が取れるよう頑張りたい」と決意した。