信号無視の疑いで誤認逮捕 福山東署
福山市の交差点で信号無視をしたとして現行犯逮捕した男性について、県警は誤認逮捕だったことを明らかにしました。 県警によりますと8日午後5時20分ごろ、高速度で交差点を通る乗用車を発見したパトカーが赤色灯をつけサイレンを鳴らして追跡を開始しました。 停止指示に従わず約1.2km走行を続けた乗用車が福山市幕山台の交差点で信号を無視したように見えたため、運転していた60代の男性を道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕しました。 警察の調べに男性は「その場所で信号無視はしていない」と否認したためドライブレコーダー映像を確認したところ、車は交差点手前の飲食店の駐車場を通過していて信号無視の事実はなく誤認逮捕だったとして男性を釈放したということです。 パトカーには2人の警察官が乗車していました。 福山東警察署の内田広秋副署長は「誤認逮捕であったことは事実であり、真摯に受け止めている至った経緯を確認し再発防止に努める」とコメントしています。