熱狂的なF1ファンに包まれる特別な週末!2024年F1日本GPが開幕
日本グランプリ号
2024年4月3日19時12分、新幹線貸切イベント列車『日本グランプリ号 supported by 鈴鹿サーキット』が290名のファンを乗せて東京駅から名古屋駅まで運行された。新幹線内には、元F1ドライバーである中嶋悟や鈴木亜久里など豪華ゲストも数々登場。トークショーも行われた。素晴らしいアイデアとエンターテインメント性に優れた乗り物だった。
日本GPが遂に始まる!
木曜日、鈴鹿はすでに多くのファンで賑わっていた。ユニークでオリジナリティに溢れたF1のコスプレをしたファンもいれば、お気に入りのチームのウェアを着たファンの姿も見られた。この日は晴天に恵まれ、気温も高く、F1の雰囲気を楽しむには絶好の日だった。F1ファンだけでなく、家族連れにとっても最高のイベントとなったに違いない。 F1の公式スケジュールは、伝統的なF1チームのコースウォークから始まった。 午前中、多くのドライバーがコースウォークを行い、鈴鹿サーキットのコーナーや縁石、ブレーキングポイントなどをチェックするのだ。 午前中と午後は、コースがファンにも開放された。ピットレーンを歩いたり、F1チームが作業するのを間近で見たり、フィニッシュラインで写真を撮ったりすることもできた。
FIA プレスカンファレンス
午後は、FIAプレスカンファレンスを含む伝統的なメディアセッションが行われた。 カルロス・サインツ、角田裕毅、マックス・フェルスタッペン、アレックス・アルボン、ジョージ・ラッセル、ピエール・ガスリーが出席。 前回のオーストラリアGPで今季初のポイント獲得を果たし、素晴らしい波に乗っている角田裕毅は、終始リラックスした様子で笑顔で次のようにコメントした。 「ファンのみんなにまずは挨拶からだね。こんにちは!ここに来られて嬉しいよ」 「エネルギーに満ちているし、いいレースが出来たら嬉しい」 「桜が咲いていて日本はとても綺麗だし、今のところすごくいい気分だ」 「実は東京で、小ちゃい僕のフィギュア?みたいなものを見つけたんだ。可愛いなと思った。僕もカバンか何かにつけようかな」 「今シーズンは僕たちにとって一貫性のあるレースが出来ている。過去3レースも基本的には10位前後にいるからね。」 「だから自信をもっている。あまり鈴鹿向きのものではないと思うけどアップデートもあるし、それも強みになると嬉しい。いつも通り出来ることを全てやって、ポイント獲得を目指すよ」と、力強いコメントで締めくくった角田。 だが角田が見たと話した『小さな角田裕毅フィギュア』の話は、他のドライバーたち、特にプレスカンファレンスで隣に座っていたフェルスタッペンの笑いを誘った。この話は、集まった多くのメディア関係者たちにも朗らかな雰囲気を与えた。ユーモアに溢れ、愛されキャラであることが伺えるプレスカンファレンスだった。 また、日本GPのFP1でRBのマシンを走らせる予定の岩佐歩夢は明日のFP1を前に次のように語った。「データを取るのがとても重要だ。自分と角田裕毅選手の2台の比較というところがとにかく重要になってくる」 「自分としては与えられたプランをこなしていくこと。とにかく、マシンを正確に走らせて帰ってくることに集中したい」 「速いタイムを出しても、それがプランにそぐわないものだとデータは取れない。チームから出された指示に沿って自分のパフォーマンスを発揮したいと思っている」 「僕はF1に乗ることだけが目標だとは考えていない。レギュラードライバーとして参戦して、ワールドチャンピオンになるのが目標だ。だから、今回のFP1出走に関しては、目標達成したという感覚はないんだ」 「ただ、母国でFP1を担当させてもらえることはすごく嬉しい。慣れたサーキットでもあるから、良いパフォーマンスが出せるはずだ」 日本GPは素晴らしい幕開けとなった。多くのファンが笑顔と興奮に包まれ、日本GPが遂に始まるという特別な雰囲気だ。ドライバーも鈴鹿サーキットが大好きで、この週末を通してファンに素晴らしいショーを見せようと興奮している。