ロザン菅「メディアの敗北」に違和感「“誘導してるんじゃないか”みたいな思われ方をしてもおかしくない」
お笑いコンビ「ロザン」が、20日までに公式YouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」を更新。兵庫県知事選で斎藤元彦氏(47)再選を果たしたことを受けて、報道番組の司会者が「メディアの敗北」と語ったことについて言及した。 【写真あり】失職後初登庁した斎藤元彦氏 抱負語る この発言の意味として、宇治原史規は「ネットの方をみんな信じて、大手メディアを信じなくなったっていうようなニュアンスまで含んでると思いますけど」と推察すると、菅広文は「僕はそこに違和感があって。ネットが真偽不明なことがあるっていうのが正しいと思うんやけども、大手メディア・テレビがファクトチェックをしていて、完璧に正しいかどうかっていうことって、あながちそうかなと思う側面があって。そこを視聴者に見抜かれたんじゃないかな」と語った。 そして、宇治原は「パワハラがあったか、なかったかっていうのは、いまのところ確認できてない。菅さんもそうやと思うし、僕もこれはあったか、なかったか確認できていない前提でテレビでもしゃべっていたつもりではありますけど。はっきり言ってしまうと、あったという前提の話し方をしている人たちがテレビの中でたくさんいませんでしたか、ということだと思うんです」と問題提起した。 菅は「一貫して僕らもメディアで言わせてもらっていたのは、内部通報に対する初動。これは間違っていたと思いますってお話はずっとさせていただいたんですけど」としたうえで「パワハラのことについては、まだ分からない状態ではあるから」とコメント。「テレビ全体で見た場合に、あのときってめちゃくちゃ(斎藤元彦氏の報道を)やってたやん、同じようなことを。ってなると、それをずっと見た人からしたら、“これはもしかしたら誘導してるんじゃないか”みたいな思われ方をする人がおってもおかしくないんじゃないかなと思うねん」と話した。