完成した冊子を手にする水野会長（左から5人目）、星校長（同4人目）ら

　福島県会津美里町観光協会は、同町の国指定史跡・向羽黒山城跡を紹介する冊子を作製し、約100冊を町内の小中学校と義務教育学校、会津西陵高に贈った。 　冊子は、子どもたちに向羽黒山城跡を知ってもらい、地元に誇りを持ってもらおうと作製。昨年、同協会商品開発委員会が当時中学生だった庄條のりさん（現会津学鳳高1年）と共同で製作した紙芝居を元に作った。向羽黒山城跡の歴史や特徴などを分かりやすく解説している。 　同町の本郷学園で16日、贈呈式が行われ、同協会の水野俊彦会長が「大人になった時に故郷を自慢できるようになってほしい」とあいさつ。星潔校長、渡部聡友（そうすけ）さんと栗城直弥さん（7年）に冊子を手渡した。同委員会の西田健委員長、星清智副委員長らが同席した。