中日が交流戦の優勝候補? パ・リーグ球団から「手強い存在」警戒が
交流戦を勝ち抜くキーマン
交流戦でキーマンになる選手の一人が岡林勇希だろう。外野の定位置をつかんだ2022年に打率.291、24盗塁をマークし、最多安打(161本)のタイトルを獲得。昨年も不動のリードオフマンとして163安打を積み上げたが、今年は右肩の炎症で出遅れて開幕二軍スタートに。4月19日に一軍昇格したが、30試合出場で打率.174と本来の状態に程遠い。 昨年の交流戦では18試合出場し、打率.333、1本塁打、5打点、3盗塁の好成績をマーク。背番号が60から1に変わった今年はチームを背負って立つ選手として活躍が求められる。野球評論家のデーブ大久保氏は「今年から『1』の背番号を背負う岡林勇希が一番にいることは非常に大きいです。デーブ的には阪神の近本光司にも引けを取らない一番打者です。まだまだ若いですから、近本以上の一番打者になる可能性は高いですし、キャンプを見ていても『1』の風格が出てきているなあ、と感じました」と週刊ベースボールのコラムで期待を寄せていた。 岡林がダイヤモンドを疾走し、チャンスメークできれば得点が入る可能性が高まる。交流戦で復調のきっかけをつかめるか。 写真=BBM
週刊ベースボール