秋の政治決戦、中でも衆院選、富山1区は裏金の問題で重複立候補が見送られた自民党候補と一本化されなかった多数の野党候補が戦う構図で今回の衆院選の縮図、象徴的な選挙区となっています。 各陣営の選対幹部は序盤を終えた選挙戦でどのような手ごたえを感じているのか、今後の戦術とあわせて聞きました。 旧富山市がエリアの富山1区に立候補したのは、届出順に、立憲民主党新人の山登志浩候補、無所属で前職の吉田豊史候補、自民党前職の田畑裕明候補、日本維新の会新人の浅岡弘彦候補、共産党新人の青山了介候補の5人です。 ＊立憲・新 山陣営　岡崎信也選対本部長 「空気が変わってきたという感じは受けている。私たちはこれからの政治をつくっていくために、若い世代にも強く訴えて、今までの政治ではダメだと政治を変えて行かなくてはいけない。そういう熱い思いも込めて力強く訴えていけたら」 ＊無所属・新 吉田陣営　松井洋選対本部長 「無所属での出馬になっている。復活比例がないということで、いかに地道に1票1票頂いてくるか。いままで投票していた所で本当にいいのか、という思いを持っている方々の受け皿になれるのは吉田候補だけだということをしっかり訴えていきたい」 ＊自民・前 田畑陣営　五十嵐務選対本部長 「田畑候補の信頼を回復する。そんなところからスタートする選挙。過去4回安定して7万票を頂いているが、今回は批判に対してマイナスからのスタート。基本的に積み上げていって、なんとか当選ラインに届きたい」 ＊維新・新 浅岡陣営　浅岡秀彦選対本部長 「浅岡候補の公約通り、教育無償化と家計の支援だとか生活を楽にして頂こうというところを中心にやっていきたい。新しい層の獲得。そのためにはSNSやYouTube、いろんな意味での新しい取り組みをしていく」 ＊共産・新 青山陣営　高橋渡選対本部長 「候補者を先頭にして街頭からも日本共産党の政策を訴えていくということで、企業・団体献金の禁止を訴える。この暮らしをどう立て直ししていくのか、応援していくか問われる選挙になる」