体重差158キロ何の!94キロの幕下・欧山田が、252キロの出羽ノ城を足取りで破る…大相撲夏場所
◆大相撲▽夏場所2日目(13日、東京・両国国技館) 180センチ、94キロの東幕下59枚目・欧山田(鳴戸)が、巧みな足取りで、190センチ、252キロの西同58枚目・出羽ノ城(出羽海)を転がして、今場所の初白星を手にした。両力士の体重差は約158キロあったが、臆することなく攻め込んだ。欧山田の師匠・鳴戸親方(元大関・琴欧洲)は大相撲の魅力について「小さい力士が、大きい力士にも勝てる」と語ったこともある。まさに、その醍醐(だいご)味が詰まった一番だった。
報知新聞社