「岩泉を感じてもらえる店にしたい」複合商業施設monakaに出店するジェラートショップに密着
(江幡記者リポート) 「絞りたての牛乳を沸かしていただきました。ものすごく甘い。おいしい」 実はこの時期、乳牛は暑さのため食欲が落ち搾る乳の量や質が落ちてしまうこともあるのですが・・・こちらの乳牛はすごい食欲です。 秘密は与えている草にありました。 (江幡記者リポート) 「草とは思えない、とても甘酸っぱい、良い香りがします」 (山崎敏さん) 「これはすごいこだわりがあって、乳酸菌を添加して発酵させているので」 山崎牧場では年間を通して自前の牧草を発酵させた粗飼料を与えていますが、夏場の餌には特に気を遣っています。 (山崎敏さん) 「これ最高級の草です。暑い時期に良い草を食べさせようと、去年の一番いい草を残しておいたんです」 効率的ではなくても1頭1頭に丁寧に対応できる小規模酪農。 そうやって生産された生乳が人気のヨーグルトやジェラートを支え、その評判が生産者の励みにもつながっているのです。 6月28日、ViTO.×IWAIZUMI盛岡店のスタッフが初めて店内に入りました。 厨房の動線を確認する盛岡店のスタッフオープンに向け、これから準備も大詰めです。 (玉山逸美さん) 「お客様が笑顔なっていただけるサービスをしたいと思います」 (岩泉ホールディングス 山下欽也社長) 「おはようございます。大体、盛れるようになった?」 岩泉ホールディングスの山下欽也社長がスタッフを励ましにやってきました。 (山下欽也社長) 「みなさんが集っていただいて、ゆっくり時間を過ごしていただける場所にしたいのと、 岩泉から出てきたもので店の中で岩泉感を感じられる店を作っていきたいなと」 41の出店事業者とスタッフ、そして原材料を支える生産者、さまざまな関係者の努力と夢を集めた新しい賑わいの拠点がまもなくオープンします。
IBC岩手放送