長崎放送

長崎市内の自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反の罪に問われている元中学校教諭の男に対し、14日、長崎地裁は懲役6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。 有罪判決を受けたのは長崎市内にある私立中学校の元教諭の39歳の男です。 判決文などによりますと、被告はことし2月、長崎市内の自宅で乾燥大麻およそ0.299グラムを所持していたとされています。 14日の判決公判で太田寅彦裁判官は「吸引目的で大麻を所持しており、大麻に対する抵抗感が乏しい」と指摘。 その一方で、「被告に前科がなく、反省している」として懲役6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。 閉廷後、取材に応じた弁護人によりますと、控訴するかは未定だということです。