「紅白はもう出ない」Snow Manは『Nスぺ』に怒り心頭、NHKの“お粗末”対応の真相
「そのため、2023年の紅白では44年ぶりに旧ジャニーズの出場がなくなり、タレントたちは各グループで生配信などを行っていました。今年の春改編では、性加害問題の以前から放送されていた旧ジャニーズのタレントが出演する番組も消滅。事実上の“出禁”となっていました」 起用再開の条件として“被害者への補償や再発防止の取り組みが行われること”“STARTO社と旧会社の経営分離”を挙げており、 「NHKの稲葉延雄会長が10月16日に行った会見で、“これらが進んでいることが確認できた”として起用再開を発表しました」
一度は迎えたはずの雪解け
例年、紅白の出場歌手は11月中旬に発表されており、 「このタイミングでの“出禁解除”は、紅白にSTARTO社のタレントを出場させるためではないかと見られていました。出場のなかった2023年の紅白は、平均世帯視聴率が過去最低となってしまいましたから、制作サイドはどうにか復活させたかったのではないでしょうか」 こうして“雪解け”を迎えたNHKとSTARTO社。紅白出場に向けた交渉も、水面下で進められていた。 「“STARTO枠”は2枠用意されていたそうです。出場候補として、SixTONESやKing & Princeといった複数のグループの名前が挙がっており、特に、なにわ男子など関西勢には紅白出場に前向きなグループもあったそうです」(NHK関係者) 実際、SUPER EIGHTの安田章大は、スポーツ紙の取材に対して、 《お声がけいただいたら断る理由はない》(『サンケイスポーツ』11月22日付) と、答えていた。 一方で、NHKとしては、 「どうにかSnow Manに出場してもらいたかったといいます。老若男女から人気があり、CDのセールスなどの実績も高い。実現すれば、視聴率アップも見込めますし、大きな目玉となっていたでしょう」(前出・NHK関係者) しかし、10月20日に放送されたNHKスペシャル『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』(以下、Nスペ)によって、風向きが変わったという。