小浜西組 まち歩き満喫 マルシェに90超業者出店
国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定されている福井県小浜市の「小浜西組」周辺エリアで「御食国(みけつくに)まち歩きマルシェ」が13日、開かれた。雑貨、伝統工芸、飲食など90以上の多彩な事業者が集結し、家族連れらが風情ある町並みを歩いて食事や買い物を楽しんでいた。 市まちの駅で月に1度開かれる「まちの駅マルシェ」と、三丁町で地元民有志が開く「三丁町バザール」を合同で開催。まちの駅マルシェには11事業者が出店。まちの駅から三丁町にかけては計80以上の事業者が並んだ。 若狭塗箸の研ぎ出し体験やアクセサリー作りのワークショップのほか、ベーグルやたこ飯といった飲食店などバラエティーに富んだ店が並び、観光客らでにぎわった。家族4人で訪れた市内の観光客は「普段はあまり来ないエリアだが、お店がたくさんあり活気があって良かった」と話した。 まち歩きマルシェは、小浜西組のにぎわい創出と空き店舗への誘致促進が狙い。市の第三セクター「まちづくり小浜」などでつくる「若狭おばま歴史文化活用観光協議会」が2年前から開いている。