詐欺の罪で在宅起訴 大野和三郎県議が辞職へ
先月、詐欺の罪で在宅起訴された大野和三郎県議会議員が、議長に辞職願を提出しました。県議会事務局によりますと、大野和三郎議員の辞職願は、5日、有村議長に提出され、理由は、一身上の都合だということです。大野議員を巡っては、県から支給される政務活動費について、2017年からおととしにわたり、虚偽の収支報告書を提出して、あわせて約580万円の返還を免れ、利益を得たとして、先月、詐欺の罪で、在宅起訴されました。大野議員は、彦根市・犬上郡選出で、現在4期目。自民党の会派に所属していましたが、県の予算を巡り職員に圧力をかけた問題を受け、おととしから無所属となっていました。大野議員の辞職願を受け、県議会では、あさって7日に議会運営委員会を開き、臨時議会を開くかどうか、対応を検討することにしています。
びわ湖放送