モウリーニョにとって「最大のサプライズ」はスペイン! 母国ポルトガルは当初から期待薄?「良い匂いがしなかった」【EURO】
「ベテラン2人を除けば若いチームだ」
名将ジョゼ・モウリーニョが、ドイツで開催中のEURO2024について語った。英メディア『SPORT BIBLE』が伝えている。 【PHOTO】華やかで可憐なスタジアムの華!EUROで躍動する名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 白熱の欧州No.1決定戦は大詰めを迎えており、準決勝、決勝を残すのみに。優勝の可能性があるのは、フランス、スペイン、オランダ、イングランドの4か国に絞られた。 新シーズンからフェネルバフチェを率いるポルトガル人指揮官は、自身の優勝予想に手応えを示しつつ、スペインの優れたパフォーマンスに衝撃を受けたと明かした。 「ポルトガル、フランス、イングランドが優勝候補だと言ったのは的外れではなかった。そのうちの2つが準決勝に残っている。スペインは私にとって最大のサプライズだ。チームの進化を見れば、彼らは実質的に新しいチームだ。私からすれば、現時点で彼らは最高のプレーをするチームであり、大会を通して最高のプレーをしてきたチームだ」 41歳のペペ、39歳のクリスティアーノ・ロナウドという大ベテランの英雄2人を擁する母国は、フランスと戦った準々決勝で、PK戦の末に敗れた。もっとも、開幕直前の強化試合を現地観戦した時からすでに、嫌な予感がしていたようだ。 「準々決勝に進出したにもかかわらず、ポルトガルはファンタスティックではなかった。我々はもっと期待していたんだけどね。ポルトガルとクロアチアの試合を国立競技場で見たが、良い匂いがしなかった。あまり良い印象は受けなかったよ。大会中、我々は前進していたが、説得力がなかった」 北中米ワールドカップは2年後だ。母国を愛する61歳は「ベテラン2人を除けば、若いチームだ。先がある」と期待を込めたうえで、ワールドカップはすぐそこまで来ている」と締め括った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部