パリのルーブル美術館とベルサイユ宮殿に爆破予告 観光客らが避難 フランス政府“テロの危険性が高まっている”
フランスで14日、パリのルーブル美術館とベルサイユ宮殿で爆破予告があり、大勢の観光客が避難するなど現場は一時騒然となりました。 AFP通信などによりますと、パリのルーブル美術館で14日、爆破予告があったため急きょ営業中止となり、大勢の観光客らが避難したということです。 また、パリ郊外にあるベルサイユ宮殿でも14日、ウェブサイトで爆破予告があり、観光客が避難するなど現場は一時騒然となりました。 フランスでは13日、北部のアラスにある高校で、教師が卒業生の男に刃物で首のあたりを刺され、殺害される事件があり、マクロン大統領は、「イスラム主義者によるテロだ」としています。 ダルマナン内相は事件について、「中東で起こったこととおそらく関連がある」と述べていて、フランス政府はテロの危険性が高まっているとして、警戒度を最高水準に引き上げ、国内の警備を強化しています。
