<2年越しの春へ・県岐阜商>センバツ選手紹介/2 1年生投手 プロに迫る回転数 /岐阜
小西彩翔(あやと) 最速141キロの右腕で、次期エース候補。直球の1分間の回転数は2290回とプロ選手に迫る。カットボールでカウントを稼ぎ、スライダーで三振を奪う。制球力に自信あり。 竹内悠 ストイックな性格で「自分を追い込むのが好き」。県岐阜商OBの祖父は投手で甲子園に出場。「観客がいる甲子園のマウンドで、思い切りプレーしてみたい」と祖父の背中を追う。 安藤竣祐 両親ともに県岐阜商陸上部の卒業生。学校と岐阜市内の金華山(標高329メートル)を往復する1時間の走り込み練習は「きつい」が、「球速が上がるのなら」とめげずに励む。目標の140キロ達成まであとわずか。 井上悠 2月に最速141キロを記録した。内角の直球で打者を追い込み、決め球でスライダーやチェンジアップを使う。公式戦の登板はまだないが、紅白戦でも強気な投球を心がけている。 (敬称略)=随時掲載