“韓国のイチロー”イ・ジョンフがジャイアンツに加入! 大谷翔平と同地区に母国メディア興奮「日韓のアイコンが同じグラウンドに立つ!」
現地12月12日、今オフにポスティングによるメジャー移籍を狙っていたイ・ジョンフ(キウム)が、サンフランシスコ・ジャイアンツと6年1億1300万ドル(約164億円)の大型契約で合意した。4年後にオプトアウト(契約破棄)の権利も付く条件だ。 【PHOTO】史上初の快挙が続出! 厳選写真で振り返る「大谷翔平2023年の軌跡」 ジャイアンツは今オフ、二刀流・大谷翔平の獲得を目指したものの、同地区のライバル球団ロサンゼルス・ドジャースに敗れた。昨年はアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)も逃していたが、なんとか韓国の天才打者の獲得にこぎ着けたようだ。 イ・ジョンフはかつて中日でプレーしリーグ優勝に貢献しイ・ジョンボム(李鍾範)氏の息子である。父と同様に“韓国のイチロー”とも称される彼は、今季86試合に出場し、6本塁打、45打点、打率.318、OPS.861を記録した。 韓国の至宝の大型契約に母国メディアは沸いている。ポータルサイト『Nate』は、「日韓を代表するアイコン、ショウヘイ・オオタニ、イ・ジョンフともにナショナル・リーグ西部地区へ!ライバル対決が熱い」と銘打ち、1本の記事を掲載。 同記事では「野球ファンはワクワクしている。日韓のアイコンが同じグラウンドに立つ姿を見ることができる。オオタニとイ・ジョンフが同地区で競い合うだけでも話題だ」と興奮気味に記載した。 その理由として「オオタニはアメリカン・リーグMVPを2度受賞した選手だ。7億ドルという大型契約金が彼の価値を物語っている」と二刀流の偉大さを綴ったうえで、「イ・ジョンフはMLBでは新人であるが、韓国野球のなかで最も高いポテンシャルを認められている選手だ」と韓国のルーキーについても触れた。 同地区同士の対戦は13度あるMLB。来年は日韓のライバル争いにも熱視線が注がれそうだ。 構成●THE DIGEST編集部 」
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