全日本少年アイホ開幕 釧路A予選連勝
北海道の各地区や都府県の選抜チームが日本一の座を懸けて争う「第18回全日本少年アイスホッケー大会(中学生の部)」が23日、釧路アイスアリーナなど3会場で開幕した。全国各地の23チームが26日までの4日間、熱戦を繰り広げる。昨年、5年ぶり8度目の優勝を成し遂げた釧路選抜は、実力派ぞろいのA、1年生を主体としたBの2チームが参戦。初日は予選リーグの途中まで行われ、釧路Aが2戦全勝で決勝トーナメント進出に王手をかけた。 釧路で毎年、固定開催されている大会。2日目までは6ブロックに分かれた予選リーグを行い、各ブロック首位のチームが決勝トーナメントに駒を進める。 釧路Aは初戦の大阪府選抜戦では、開始30秒で尾﨑謙心選手(釧路鳥取2年)がゴールを決めるなど、序盤から寄せ付けず、15─0で勝利。この日2試合目の埼玉県選抜も9─1で撃破し、連勝した。 尾﨑弾心主将(同3年)は「優勝という目標に向かってチームが一つになっている。先のことは考えず、目の前の1試合1試合を全力で戦っていく」と力を込めた。 大会2日目の24日は、釧路Aが午前10時30分から、KKS釧路厚生社アイスアリーナで予選全勝突破をかけて青森県選抜と対戦。同日から登場の釧路Bは、午前8時30分から、釧路アイスアリーナで東京都選抜と、午後4時30分から、KKS釧路厚生社アイスアリーナで九州・沖縄選抜と激突する。