だまし取ったキャッシュカードで50万円を引き出した疑い 23歳の男を逮捕 電話詐欺の余罪も捜査へ
共謀して、だまし取ったキャッシュカードを使ってATMから50万円を引き出した疑いで23歳の男が逮捕されました。 【写真を見る】だまし取ったキャッシュカードで50万円を引き出した疑い 23歳の男を逮捕 電話詐欺の余罪も捜査へ 窃盗の疑いで逮捕されたのは住居不定、無職の渡部真尋呂容疑者(23)です。 警察によりますと10月7日、山梨県上野原市に住む80代女性の家の電話に警察官をかたる男から電話がありました。 警察官をかたる男: 「不審な女性が甲府市内であたな名義のキャッシュカードを使用していた。確認する必要がある。金融機関の職員がお宅に伺うので、キャッシュカードと印鑑を用意しておいてほしい」 その後、金融機関の職員をかたる男が訪ねてきてキャッシュカードを渡すと、男はカードを封筒に入れ、朱肉を持ってくるように指示し、女性はいったん、その場を離れました。 男は封筒を封印し、こう言って立ち去りました。 金融機関の職員をかたる男: 「警察官が回収に来るまでは、封をあけてはいけない」 その3日後の10日、口座がある金融機関の職員から不自然な引き落としがあると連絡を受け、女性が封筒の中身を確認するとキャッシュカードではなく、プラスチック板が入っていて、だまし取られたことに気が付きました。 渡部容疑者はこのキャッシュカードを使って9日午前8時40分ごろ、岐阜県内のコンビニエンスストアのATMから現金50万円を引き出した疑いが持たれています。 警察は渡部容疑者は詐欺グループの現金引き出し役の「出し子」だけでなく、女性の家でキャッシュカードをだまし取った「受け子」役だったかも含め、余罪を捜査する方針です。
テレビ山梨