今季のマンＣには“なでしこ４人衆”が在籍

PSMでアピールする藤野。日本女子サッカーが誇る至宝の新たな挑戦が始まった。(C)Getty Images

　現地でもさっそく脚光を浴びているようだ。 　９月17日、英公共放送『BBC』電子版は今週末に新シーズンが開幕する「イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）」のプレビュー企画を掲載。新天地を求めた注目株10人を厳選し、それぞれの特徴などを紹介している。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの悩殺ショットを一挙お届け！ 　同局は「2024-25シーズンに名を揚げそうな必見のニューカマー10名を紹介しよう」と記し、マリオナ・カルデンテイ（スペイン代表／アーセナル←バルセロナ）、ガニ・ヌネス（ブラジル代表／アストン・ビラ←レバンテ）、オリビア・スミス（カナダ代表／リバプール←スポルティング）らと並んで、日本女子代表の藤野あおばをセレクトした。 　夏の移籍市場で日テレ・東京Ｖベレーザからマンチェスター・シティに加入した20歳。パリ五輪でも存在を大いに誇示したアタッカーは、完全移籍で2027年６月30日までの３年契約を勝ち取った。マンＣにはなでしこジャパンの先輩である長谷川唯、清水梨紗、そして山下杏也加の３人も在籍している。 　 『BBC』は「充実の陣容を誇るマンチェスター・シティ。今夏に多くの選手を補強したが、そのひとりが日本代表FWのアオバ・フジノだ」と記し、「2023年女子ワールドカップで日本女子サッカー史上最年少の得点者となり、日本のトップリーグでは東京ヴェルディのレギュラーとして活躍した20歳の有望株である」と評した。 　９シーズンぶり２度目のWSL制覇を目論むマンＣは、現地22日に敵地で開幕戦を迎える。相手は強豪のアーセナルだ。清水が怪我で長欠を余儀なくされるなか、なでしこトリオの動向とパフォーマンスに注目が集まる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部