男女悲劇、20代の会社員2人…面識ない女に襲われる 夜の集合住宅で 包丁で切ってきた女、逮捕され鑑定留置 女性は頭を切られ、男性は全治不詳 「2人を殺そうと」と語ったバイトの32歳
さいたま地検は15日、埼玉県上尾市で男女が刃物で切り付けられた事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された女(32)が鑑定留置に入ったと明らかにした。 女性死亡…はねた猛スピード飲酒女、遺族に謝罪せず 懲役8年に…無職、無車検、無保険、無資産で賠償せず
女は9月28日、上尾市内の集合住宅の一室で、この部屋に住む会社員の男女を包丁のような刃物で切り付け、殺害しようとした疑いで、上尾署に逮捕されていた。同地検によると、鑑定留置は15日から約3カ月間。 ■面識ないとみられ、トラブルも確認されず(以下、初報記事) 上尾署は9月28日、殺人未遂の疑いで、上尾市中妻5丁目、アルバイトの女(32)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後10時5分ごろ、上尾市内の集合住宅で、この部屋に住む男性会社員(23)と女性会社員(23)を包丁のような刃物で切り付け、殺害しようとした疑い。 同署によると、男性は手のひらを切られ全治不詳のけがを負ったほか、女性は頭を切られ2週間のけがを負った。2人は病院に救急搬送されたが、命に別条はない。 被害者の親族が「近隣トラブルで女性が刃物を所持している」と警察に通報。女と被害者に面識はないとみられ、トラブルは確認されていないという。女は「男性と女性を殺そうとして包丁で切り付けた」と容疑を認めており、署が動機や犯行に至った経緯を調べる。