いますぐお庭に迎えたい「秋植え多年草4選」ほぼほったらかしでも毎年キレイに花が咲く!
各地で秋の訪れを感じるようになりました。暑い間ちょっとお休みをしていたガーデニング、そろそろ再開してみませんか? ◆【写真5枚】多年草や宿根草の魅力とは?2枚目以降では《手間いらずな秋植えの多年草》紹介します! 「手間をかけずに、キレイな花がたくさん咲くお庭になったらいいな……」そんなガーデナーさんにおすすめなのが、多年草。 多年草は「ほぼ植えっぱなし」でも毎年きれいな花を楽しめます。ガーデニングビギナーさんや、日ごろあまり庭しごとに時間をとれない人でも育てやすいのが魅力です。 今回は、秋に植えて毎年花が咲く、お手入れ簡単な多年草4選を、参考価格とともにご紹介しましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する、いまガーデンに迎えたい「秋植え多年草」
シュウメイギク カラミンサ アメジストセージ オステオスペルマム
いまガーデンに迎えたい「秋植え多年草4選」
●シュウメイギク[半落葉] 秋にピンクや白の素朴でかわいらしい花を咲かせるシュウメイギク。半日陰のスペースでも育てることができ、和風・洋風どちらの庭にも合う雰囲気の多年草です。 コンパクトな矮性種と、草丈が高くなる高性種があります。植えるスペースに合うものを選びましょう。花壇や寄せ植えの主役、脇役どちらでもいける優等生。切り花にもできるので、たくさん咲いたらお部屋でも花を楽しめます。 どこかはかなげな可愛らしさがある花姿ですが、じつはとても強健な性質を持ちます。年々株が生長するため、地植えに向いているでしょう。やや広いスペースに植えてあげると、キレイな花がたくさん咲いてくれますよ。 地下茎で広がるため、根止め板などで仕切りをした中に植え付けるのがおすすめです。また、花後は種が飛ぶ前に花がら摘みをおこないましょう。 ※参考価格:450~1200円前後(3号ポット苗) ●カラミンサ(カラミント)[落葉] 初夏から晩秋まで、カスミソウに似た可愛らしい小花を咲かせるカラミント。色は、白、紫、ピンクなどがあります。葉も小さく控えめな雰囲気なので、寄せ植えや花壇の引き立て役、小さな植栽スペースの彩りにおすすめです。 ミントに似た涼しげな香りを漂わせることから「カラミント」とも呼ばれます。でも、ミントのように育ちすぎることはありませんので、地植えでも安心です。 乾燥はやや苦手なので、土の乾きすぎに注意して水やりをしてください。花付きをよくするには、日当たりのよい場所に植え、春と晩秋に化成肥料を適量与えておくのがポイントです。 ※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗) ●アメジストセージ[落葉] 長い花穂に紫色の花が連なるアメジストセージ。すらりと伸びた枝が風に揺れる姿で、秋の花壇を爽やかに演出してくれます。 大きく生長するため、広めのスペースで育ててあげましょう。シュウメイギクと同じく、地植え向きの多年草で、花壇の背景におすすめです。 地植えの場合は、肥料や水やりもほぼ不要。ローメンテナンスで育てやすい多年草です。 ※参考価格:300~700円前後(3~3.5号ポット苗) ●オステオスペルマム[常緑] 絵本の中から飛び出してきたようなオシャレな花を咲かせるオステオスペルマム。春と秋、株を覆うように花を咲かせ、存在感はバツグン。寄せ植えのメインとしても楽しめる多年草です。 品種が多く、花の形や色もとっても豊富。八重咲きタイプや、細長い花弁がスプーンのような形をしたユニーク派などもおすすめです。 鮮やかなビタミンカラーや大人キュートなアプリコット、清楚なホワイトやピンクなど、お庭のイメージに合わせて選んでみましょう。紫から黄色など、グラデーションの色味が絶妙な品種も素敵ですよ。 高温多湿や寒さにやや弱いため、鉢植えで育てるのがおすすめ。真夏は半日陰で管理し、冬は霜が当たらない軒下などに移動すると、夏越しや冬越しが簡単です。 開花期は日向に置き、定期的に肥料を適量与えて、ときどき花がら摘みをすると花つきがよくなります。 ※参考価格:600~1000円前後(3~3.5号ポット苗)
「ほぼ植えっぱなし」でもキレイな花を毎年楽しみたい人へ
今日は、ローメンテナンスが嬉しい、秋植えの多年草の花を紹介しました。 来年も元気に育ってくれるように、寒くなる前に植え付けを済ませてしっかり根付かせておきましょう。秋に美しい花を咲かせるためには、風通しのいい場所に植えて、夏の蒸れに気をつけるのがコツです。 秋に咲く多年草をお庭に迎えて、野趣あふれるその美しさを楽しんでみませんか。
LIMO編集部