お風呂やサウナ以外にも「おしゃれでだらだら」とくつろげる「おふろcafe」
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(3月5日放送)に株式会社温泉道場・代表取締役社長の山﨑寿樹が出演。温泉道場について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。3月4日(月)~3月8日(金)のゲストは株式会社温泉道場・代表取締役社長の山﨑寿樹。2日目は、「おふろcafe」の誕生について― 黒木)埼玉県を中心に、お風呂屋さんや温泉施設の再生ビジネスを手掛けている「温泉道場」ですが、もともと山﨑さんは温泉が好きだったのですか? 山﨑)温泉、お風呂は好きでしたが、前職はコンサルティング会社に勤務していまして、観光や日帰り温泉を担当したのが直接的なきっかけです。 黒木)コンサルティング事業の会社に入り、そこでは環境ビジネスや弁護士、公認会計士などのコンサルティングに携わっていた。それで温泉施設のコンサルティングも担当なさって、きっかけになったのですね。 山﨑)そうですね。 黒木)「これから伸びていく業界ではないか」というところに目をつけられたのですか? 山﨑)温泉は日本全国にあります。当時はまだインバウンドが少なかったのですが、これから日本のなかで観光が伸びていくのではないかと思い、28歳のときに起業して始めました。 黒木)それまでに約2600ヵ所の温泉めぐりをされていたそうですが、「utatane」という3軒目のリノベーションで「おふろcafe」を思いついたのですか? 山﨑)最初(の2店舗)は、どちらかというと既存を引き継いだ形だったのですが、3店舗目は1度クローズした施設で、ゼロベースからリノベーションを考えられたのです。自分がたくさんのお風呂に入るなか、「あったらいいな」というものにチャレンジし、「おふろcafe」というブランドをつくりました。 黒木)温泉だけれど、家でくつろいでいるような自由な空間を満喫するという感じですか? 山﨑)通常の温泉施設は「お風呂に入るところ」、「ご飯を食べるところ」、「寝るところ」とそれぞれ決まっているではないですか。そうではなく、家のようにダラダラできる空間をつくりたかったのです。境目をなくすと言うか、ゴロゴロしながらお酒を飲んだり、ボードゲームで遊んだりできる空間があればいいなと考えました。