ゆず湯でぽかぽか 福島・飯坂、冬至恒例のサービス
二十四節気の一つで、一年で最も日が短い「冬至」の21日、福島県福島市飯坂町の公衆浴場で湯船にユズを浮かべる「ゆず湯」が行われた。冬至恒例のサービスで、浴場内にはユズの爽やかな香りが漂い、入浴客の体を温めた。 ゆず湯は冬至に無病息災を願う冬の風物詩。「鯖湖(さばこ)湯」と「波来(はこ)湯」の浴槽には、同市の信夫山で取れたユズが浮かんだ。鯖湖湯でゆず湯を楽しんだ同市の男性(64)は「香りもして、リラックスできた。毎日利用しているが、いつもより温まった感じです」と笑顔で話した。
福島民友新聞