過去最低の営業収益から3月には鉄道事業以外へ大きな1歩…JR四国・西牧社長が最後の定例会見【香川】
岡山放送
6月から会長に就任することが内定しているJR四国の西牧世博社長が5月28日、社長として最後の定例会見に臨み、4年間の任期を振り返りました。 (JR四国 西牧世博社長) 「コロナ対応から始まりいろいろなビジョン・計画を策定した。最後に黒字になり充実した4年間だった」 西牧世博社長が就任したのは新型コロナが感染拡大した初期の2020年6月。その年度の決算は鉄道事業による収益が前の年度の半分近くに落ち込むなど、過去最低の営業収益となりました。 その後はコロナ禍を見据えた中期経営計画などを掲げ、2024年3月にはJR高松駅に高松オルネを開業するなど鉄道事業以外の収益拡大に取り組みました。 2023年度のグループ全体の純利益は4年ぶりに黒字となっています。西牧社長は6月の株主総会と取締役会の決議を経て会長に就任し、四之宮和幸専務が社長に昇格する予定です。
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