向羽黒山城跡の紹介冊子、町内全小中高校に寄贈 福島県会津美里町観光協会、庄條のりさんの紙芝居を元に製作
会津美里町観光協会は同町本郷地域にある国史跡で続日本100名城の向羽黒山城跡を紹介する冊子を作った。地元の子どもたちに郷土理解と誇りを持ってもらう活動の一環で、町内の全小中高校に贈呈した。 昨年、町観光協会商品開発委員会が、城好きの庄條のりさん=当時・会津学鳳中3年=と共同で紙芝居を製作した。小学生が理解できるような内容になっている。今回、紙芝居を元に冊子として約100部作った。 16日、町観光協会のメンバーが山城跡がある地元の本郷学園を訪れ、冊子17部を贈呈した。水野俊彦会長が「大人になった時に古里を自慢できるようになってほしい」と思いを語った。本郷学園の星潔校長、渡部聡友さん(7年)、栗城直弥さん(同)が代表で受け取った。 町観光協会商品開発委員会の西田健委員長、星清智副委員長、協会の田中健太郎次長が同席した。全国から観光客が訪れている山城跡の魅力や観光活性化に向けた思いを話した。
(会津版)