「日本未導入」言われるとそそられません？ ザ・マッカランとベントレーがウィスキーコラボ
コラボのシングルモルト・スコッチウイスキー
ザ・マッカラン・ホライズンは、ベントレー・モーターズとのコラボレーションによりデザイン/製造された初の商品で、卓越したシングルモルトウイスキーの世界と卓越した自動車デザインを融合させている。 【写真】「ザ・マッカラン・ホライズン」と最新ベントレーの写真をみる (112枚) 伝統的なクラフツマンシップと最先端の精密工学技術の両方を融合させたザ・マッカラン・ホライズンは、その存在が革新やクラフツマンシップ、美と調和する、可能性の芸術を押し広げるとアナウンスされた。 この熟練の技が光るシングルモルト・スコッチウイスキーは、180度のひねりを加えたユニークなディテールを特徴とする幻想的な形のスタンドに収められており、製品の革新とデザインに対する他に例のないアプローチを示し、自動車の世界の水平面を反映する。 この商品は、ザ・マッカラン・ホライズンとベントレーモーターズとの広範なコラボレーションによって実現した。ザ・マッカランの記念碑に刻まれた「6本の柱」に敬意を表し、ザ・マッカラン、ベントレーモーターズ、そして革新的なパートナーシップに不可欠な6つの素材が取り入れられている。 ■ベントレーの会長兼CEOであるエイドリアン・ホールマーク 「ザ・マッカラン・ホライズンのために私たちが共に創り上げた美しいデザインと、ユニークな素材は、ザ・マッカランとベントレーが誇る比類なきクラフトマンシップ、革新性、創造性の証です」とコメントしている。 ザ・マッカラン・ホライズンは700mlのみの限定発売で、ザ・マッカラン・エステートブティック、世界各国の正規販売店および免税店などで購入可能だが、日本での発売予定は無いとしている。
ザ・マッカラン・ホライズンとは？
ザ・マッカラン・ホライズンに使用された1つ目の素材は、ザ・マッカランとベントレーの両社に共通する素材であるユニークな特注のガラス容器だという。これは従来のウイスキーボトリングの慣習に挑戦し、水平に陳列できるようにデザインされている。 2つ目の素材であるガラスを包むアルミニウムのリボンは、ベントレーの厳格な基準に従って精密に設計されており、ベントレーの彫刻的なボディワークに使用されている素材への敬意を表している。 この容器は、3つ目の素材である最高級のローカーボンレザーで裏打ちされた彫刻の中に収められ、熟練の技で栗色に仕上げられ、貴重なウイスキーを華麗に保護するという。 周囲を囲む4つ目の素材である銅製のフレームは、リサイクル銅から精密に設計されており、その中には、現在国際的に高く評価されているザ・マッカランの新蒸留所が公開された2019年以前に蒸留所で使用されていた銅も含まれる。 両ブランドに不可欠な5つ目の素材は、クロージャーに使用されるオーク材の象嵌だ。この象嵌は、このウイスキーの熟成に使用される6つの樽のうちの1つから作られたもので、ベントレー・ドライブダイナミック・コントロールの回転ダイヤルの美学からインスピレーションを得ている。 この象嵌はベントレー車のために綿密に選ばれたクラウン・カット・ウォールナットウッドで仕上げられた。 最後の6つ目の素材は、ザ・マッカラン・ホライズンのために特別に作られた、洗練された大胆なシングルモルト・スコッチウイスキーだ。 ザ・マッカランのマスター・ウイスキー・メーカーであるカースティン・キャンベルが、6つのファーストフィル・シェリーシーズニング・オーク樽から丹念に作り上げたこのウイスキーは、ベントレーのエッセンスを凝縮していると彼らは述べた。 6つの樽はザ・マッカラン・エステートの倉庫で熟成中の樽の中から厳選されたものであり、巧みにブレンドされたそれぞれの樽の風味が、ザ・マッカラン・ホライゾンの特徴を形作る。 豊かで芳醇なドライフルーツとスパイスの風味が、ベントレーの世界に溢れるオークやレザーのアロマと見事に調和しており、このウイスキーのリッチで長く香るフィニッシュは、ベントレーの時代を超越した品質とデザインを反映しており、味わいとテクスチャーを通じて五感を刺激すると付け加えた。 ■ベントレーの会長兼CEOであるエイドリアン・ホールマークのコメント 「私たちは、ザ・マッカランとのパートナーシップの中で時間をかけて、両ブランドの長所を象徴するこの素晴らしい初の共同製品を作り上げました。 未来を見据えた革新的な素材を中心に、ウイスキーとそれを入れる容器の両方が見事な仕上がりとなっており、この分野におけるデザイン、素材、品質の新たなベンチマークとなっています」 ■ザ・マッカランのクリエイティブディレクター、ジャウマ・フェラスのコメント 「ザ・マッカラン・ホライズンは、ザ マッカランが着手した最も複雑で先見性のあるウイスキープロジェクトであり、ベントレーモーターズのチームと深く継続的な専門知識の交換が必要でした。 ベントレーとのコラボレーションと知識交換は、私たちにこれまでとはまったく異なるものの見方を与えてくれました。蒸留酒の世界では、蒸留器やボトルなど、すべてが垂直です。ベントレーのグランドツアラーが表現する水平面を見たとき、最終的には注いで楽しむことが求められるウイスキーに、この形式を適応させることができないか、またどのように適応させることができるかを考えさせられました」
AUTOCAR JAPAN（執筆）
