大谷翔平が得意の6月に月間7発でリーグトップタイ 月間通算50発目、2か月連続月間トップへ量産体制
◆米大リーグ ロッキーズ3―5ドジャース(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド) 【動画】第1打席は2年ぶりの先頭打者アーチ!ギリギリのフェンスオーバー ドジャース・大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、敵地・ロッキーズ戦にフル出場し、2年ぶり7本目となる先頭打者本塁打で、リーグ単独トップに浮上する21号先制ソロを放つなど、3打数1安打1打点2四球だった。5試合連続の打点は自己最長タイ。チームは2番のスミス、3番のフリーマンにも本塁打が出て、ロッキーズを破った。 プレーボール直後の1打席目。カウント2ボール1ストライクから、先発左腕・ブラックの89・1マイル(約143・4キロ)シンカーを振り抜くと、中堅手が目いっぱい手を伸ばしてジャンプしたわずか上を越える、飛距離427フィート(約130メートル)の先頭弾となった。先頭打者本塁打は22年5月22日以来2年ぶりで、2試合ぶりの21号で、20本塁打のオズナ(ブレーブス)を抜き去って一気に単独トップに躍り出て、自己最長タイの5試合連続打点もマークした。 21年に13発、23年に自己最多15発を放ち、月間MVPを2度受賞した経験もある得意の6月。今季は上旬にペースは上がらなかったが、11日(同12日)からの10試合で6本塁打と量産体制。月間7本塁打は、ジャイアンツのラモスと並んでリーグトップになった。4月の7本はトップに1本差の3位タイで、5月の7本はリーグトップタイだった。2か月連続のリーグ月間最多本塁打へペースを上げている。 6月の通算月間本塁打数は、節目の50本。5月の34本、7月の31本を大きく上回っている。
報知新聞社