写真：フジテレビュー!!

重岡大毅（WEST.）さんが主演を務める映画「ある閉ざされた雪の山荘で」のジャパンプレミアイベントが、11月21日に開催。 重岡さん、間宮祥太朗さん、中条あやみさん、岡山天音さん、西野七瀬さん、堀田真由さん、戸塚純貴さん、森川葵さん、飯塚健監督が登場しました。 この作品は、東野圭吾さんが1992年に発表した、同名の長編小説が原作。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われるサスペンス・エンターテインメント。 重岡大毅、堀田真由から罵倒されたい願望？ ジャパンプレミアを迎え、重岡さんは「ほんまにうれしくて。撮影したのが今年の1月くらいなんですけど、やっと皆さんに見ていただける機会がやってきたな、と。かなり満たされていて、本当に幸せです」と喜びました。 初の単独主演のオファーを受けて、「お話が来た時に、『東野圭吾さんのお話です』とお聞きして、すぐに家族とメンバーに伝えて、『頑張ってこい！』と言われました。この作品の初版が1992年で、僕もその年に生まれたんです。それに、ちょっとビビッて感じてしまって（笑）。本当にいいチームで撮影ができて、うれしいです」と明かしました。 イベントには、東野さんが来ているそうで、「（イベント前に）お会いできまして、『よろしくお願いします』とあいさつと、（1992年生まれという）さっきの話もできたんです」とほほ笑みました。 これに対し、中条さんは「それで言うと、私は東野先生と誕生日が一緒なんです。この現場で誕生日も迎えられたので、重岡さんよりも話のネタとしては強いと思っています」と対抗。 重岡さんは、「東野先生もそっちの話の方に食いついていて…俺よりも強い話を出すのやめて」と苦笑い。 中条さんは、「（東野さんの）ファンで。誕生日も一緒で、勝手にご縁を感じていたので、お会いしたときにめちゃくちゃ興奮してしまって。重岡さんも（東野さんに会って）前のめりだったんですけど、2番目くらいに前のめりになってしまって」と明かすと、重岡さんも「お互いにどんどん前に行ってしまってね」と同調しました。 登場人物全員が“役者”の本作。 唯一別の劇団から来たオーディション参加者を演じた重岡さんは、「僕一人だけこのメンバーの中で、別の劇団員なんです。唯一部外者としてオーディションに参加する役だったんですけど、それはとっかかりやすかったんです」。 「僕は、WEST.というグループをやっていて、ある種、役者さんとは違うフィールドで活動している。その中で、共演の役者さんの中に飛び込んでいく“異物感”というのは、台本を読んで共通する感覚がありました」と回想。 間宮さんは、「俳優が俳優を演じていて、ストーリーの中に2重3重とミステリーがある。作品のシステムと、役を演じる演技をすり合わせていくのが難しくて、楽しい作業でした」と語りました。 また、中条さんは「私は、堀田真由ちゃん演じるキャラとのバトルシーンが印象的です。アドリブでバチバチやっているので、見どころの一つだと思います。こんなかわいい真由ちゃんから罵倒を浴びせられるのが気持ちいいなんて」とオススメ。 続けて、重岡さんに「（堀田さんから）罵倒を浴びたいですか？」と振ると、「はい！」と即答して、笑わせました。 映画「ある閉ざされた雪の山荘で」は、2024年1月12日（金）より公開。 配給：ハピネットファントム・スタジオ （c）2024 映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 （c）東野圭吾/講談社