高知海上保安部で活躍した巡視船『さんれい』稚内へ配置換え 高知港で出港式【高知】
RKC高知放送
高知海上保安部で活躍した小型巡視船が稚内海上保安部に配置換えとなり、12月17日に高知港で出港式が行われました。 稚内海上保安部に配属換えのため17日に高知を離れたのは、高知海上保安部所属の小型巡視船「さんれい」です。 「さんれい」は2012年に高知に配属。海難救助ではこの間125回出動し、12隻の救助、19人の救出に貢献しました。 また、2018年12月に米軍機が室戸岬沖で墜落した事故では捜索に参加し、高い機動力を活かしました。 17日は高知港で「さんれい」の出港式が行われ、佐藤哲・高知海上保安部長が「当管区の歴史に深く名前を刻むことになる」と「さんれい」や乗組員の功績をたたえました。 来年1月には「さんれい」の代わりとしてヘリポートを備えた大型の巡視船が高知海上保安部に配属されます。