小豆島の春の風物詩「大師市」 大勢の人でにぎわう 5年ぶりにお接待の再開も 香川
KSB瀬戸内海放送
小豆島の春の風物詩、「大師市」が香川県土庄町で開かれました。 【写真】約1000個の餅が振る舞われた「餅投げ」
「大師市」は大正時代から続く伝統行事で、毎年4月と12月の弘法大師の月命日に開かれています。 会場の小豆島八十八カ所霊場58番札所の西光寺には、参拝客が次々と訪れ、無病息災や家内安全などを祈願しました。 この日は護摩焚きを3回行い、新型コロナの影響で中止していたお接待を5年ぶりに再開して、まんじゅうとお茶を振る舞いました。 子どもたちは石工さんの道具を使って絵を描くなどして、小豆島の文化に親しみました。 商店街の店では観賞用の花や、果物の苗木を買い求める人でにぎわい、約1000個の餅を振る舞う「餅投げ」も行われました。
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