“ドイツの屋台ソーセージ”のタイ風アレンジで、ビールが止まらぬおつまみが爆誕!「トムヤムカリーヴルスト」
地元の好きな酒場で飲んでいた時のこと、「ドイツ屋台ソーセージ」なる新メニューが気になり、頼んでみました。 【写真】ケチャップの甘酸っぱさとトムヤムの酸っぱ辛さが絡み合い、問答無用にビールがすすみます。カレー粉のアクセントがいいんだな~
するとこれが、ソーセージのケチャップ炒めにほんのりとカレー風味を効かせたような味わいで、とてもいいつまみなんです。 店主さんにどういう料理なのかを聞いてみると、ドイツ料理の「カリーヴルスト」をお手軽にアレンジしたものなのだとか。ただ、カリーヴルストという名前で出すとなじみのない人が多いからか、注文がぜんぜん入らない。そこで「ドイツ屋台ソーセージ」に変えたら急に人気商品になった、という話には笑いました。 ではカリーヴルストとはどういうものかというと、焼いたソーセージにケチャップとカレー粉をかけただけというスタイルが主流の、かなりシンプルな料理なんだとか。本場ドイツでは屋台で提供されることが多く、横に小さなパン、もしくはフライドポテトがついてくることが多いそう。
ところで、先ほどのお店で食べたカリーヴルスト。店主さんが、タバスコを添えて出してくれたので、途中でかけてみると、これがめちゃくちゃ合う! そこで、家で作る時もタバスコがけが定番となったわけですが、ある日、作ったあとにタバスコを切らしてしまっていたことに気がついたんですよね。そこでなんとなく粒マスタードをつけてみたら、これまた合う。 そこで、あれ? これもしかして、「酸っぱ辛い」系の調味料ならなんでも合うんじゃないの? と、柚子胡椒、豆板醤など、家にあったものをあれこれ合わせてみたところ、どれもうまい。なかでもいちばん斬新な美味しさだったのが「トムヤムペースト」。これ、もはや「トムヤムカリーヴルスト」という新料理と言ってもいいんじゃないの!? というわけで作っていきましょう。 まずはソーセージを用意します。スーパーで売っているような一般的なものでもなんでもいいでしょう。こないだ赤ウインナーで作ってみても美味しかったです。