福山大の元サッカー部員、大麻所持認める 広島地裁福山支部で初公判
福山大(広島県福山市)の学友会サッカー部員を巡る大麻取締法違反容疑事件で、市内のコンビニで大麻を所持したとして同法違反(所持)罪に問われた岡山県倉敷市の元部員の男(21)の初公判が27日、広島地裁福山支部であった。男は起訴内容を認めた。 起訴状によると、男は2023年9月2日、福山市内のコンビニで大麻約1グラムを所持した疑い。男は当時、同大学友会サッカー部員。店側から不審な落とし物があるとの通報を受けた広島県警が防犯カメラの映像などから男を特定し、今年1月10日に同法違反容疑で逮捕した。 男は同日午前2時15分ごろ、同じく元部員の京都府八幡市の男(20)=同法違反(譲渡)罪で起訴=から大麻リキッドを7千円で譲り受けたとして、譲り受けの罪でも起訴されている。 事件を巡っては、県警は福山市東村町の路上で両被告と乾燥大麻を所持したとして、他に元部員2人を共同所持容疑で逮捕した。さらに、この乾燥大麻を倉敷市の男に譲り渡した疑いで、知人の倉敷市の建設作業員の男(23)を譲渡容疑で逮捕している。
中国新聞社