借り入れをしていた銀行が「破綻」!借入金はなかったことになる?
相殺を利用するには自らの意思表示が必要
銀行が破綻しても、借入金がなかったことになるわけではありません。ただし、銀行の預金を活用した相殺は可能です。相殺とは、銀行が破綻した際に、預金から借入額を差し引いて借入金を返済できる制度です。 銀行が破綻した際の保護金額は、上限が1000万円のため、保護されない金額を活用して相殺すれば、預金者にとって損失をなくせるケースもあります。 ただし相殺は、自動的には行われないため、利用するには自分から意思表示をすることが必要です。銀行が破綻した際に、相殺を利用したい場合は、意思表示と手続きを忘れないようにしましょう。 出典 預金保険機構 ・万が一金融機関が破綻した時 ・まんがでみる預金保険制度 相殺 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部