「冬にヴェルディさんから話をいただいた時は断りました」東京Vの城福監督が清水戦後に“就任時の裏話”をカミングアウト
「“あそこ”から来たからだろと…」
清水エスパルスとのJ1昇格プレーオフ決勝を制した東京ヴェルディ。16年ぶりのJ1昇格を果たした直後の会見で城福浩監督は“就任時の裏話”をカミングアウトしてくれた。 【PHOTO】16年ぶりのJ1昇格!国立で選手を後押しし続けた東京ヴェルディサポーターを特集!(Part1) 城福監督は2021年10月にサンフレッチェ広島の監督を退任した後、東京Vの指揮官に就任するまで約8か月間かかっている。「J1でやりたい想いがあった」(城福監督)なかで、なぜJ2のカテゴリーで監督を引き受けたのか。 「冬にヴェルディさんから話をいただいた時は断りました。自分がヴェルディに行けるわけないだろうと。夏にもう一度、話をいただいた時には東京ダービーを再現できればJリーグが盛り上がる。若手がヨーロッパに行って空洞化している中でJリーグをどう盛り上げるか」 そういう考えを持って、22年6月に東京Vの監督に就任した。 「おそらく結果を出せなければ、“あそこ”から来たからだろと言われるのは覚悟していました。このクラブをJ1に昇格させれば必ずキラーコンテンツになる。必ずもう一度Jリーグが盛り上がる。このヴェルディが改めてJ1で優勝を争えるようになれば、こんな素敵なストーリーはないんじゃないかなと思っています」 来季のJ1リーグ、果たして東京Vはキラーコンテンツになれるか。注目したい。 構成●サッカーダイジェストTV編集部
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