大阪狭山でヒメボタルの舞 点滅する輝きに住民ら歓喜
1日の近畿地方は朝から晴れ間が広がったが、気温の方は大阪市内で最高気温25.1度(大阪管区気象台)を観測したものの、同日午後9時には18.1度まで下がるなど前日に比べ比較的涼しくなった。そんな中、大阪狭山市の西除川沿いではヒメボタルの舞が見られ、多くの見物人でにぎわいを見せていた。
守る会の男性「23日には約180匹飛んでいた」
大阪狭山市の東茱萸木(ひがしくみのき)にある住宅地周辺では、狭山ヒメボタルを守る会などのボランティアによって保護活動が行われ、毎年この時期になると、ほのかな点滅の輝きを放つホタルの舞を楽しめるという。 1日夜は少し風が強いせいか、少数のホタルの舞だったが、風がやむと少しずつ数が増えていった。守る会の男性は「23日には約180匹飛んでいて、イルミネーションみたいやったんですよ。もうあと2日くらいで終わりかな」などと話していた。 ヒメボタルは点滅する輝きが特徴的で、見物に来ていた家族連れからは「チカチカしてるね」「こんなに近くで見られてうれしい」といった声が数多く聞かれた。