移転後初の一般公開は大盛況!高校生がつくる「長高水族館」リニューアルオープンまでの舞台ウラ
先週土曜日、長浜高校水族館部が運営する「長高水族館」がリニューアルオープンしました。この春、40人を超える新入部員が加わり、ますますパワーアップしている水族館部。移転の裏側を追いました。 高校生が作る水族館!お引っ越し~オープンまでに密着<NEWS CH.4>
大洲市の愛媛県立長浜高校、通称「長高」。伊予灘を臨むこの学校には、1999年の創設以来、多くの人たちを魅了し続けてきた「長高水族館」があります。
すべて水族館部が運営する、全国でも珍しい、高校の中の水族館。この春、過去最多の部員数で創部以来、最大のミッションに挑みました。みんなで作り上げた新しい長高水族館、リニューアルオープンまでの物語です。 校内でおよそ150種類2000匹の生き物を展示。四半世紀にわたって愛されてきた長高水族館。施設の老朽化などを理由に、学校のすぐそば大洲市の保健センターへ移転することになりました。
保健センターは、元々、町のシンボルだった、町営の長浜水族館があった場所です。
まだ暑さが残る去年9月。水族館部のメンバーは、移転先となる保健センターを訪れていました。 石丸夏実副部長: 「お客さんが来た時に入口で待ち合わせしてたり、誰か待ってたりとかで結構使ったりすることない?」 田中日菜副部長: 「イスがあったほうが良い気がする」 西岡春陽部長: 「ここはクラゲ水槽を置こうかなと思ってるんですけど、置いちゃうと、1人通れるか通れないかくらいで、結構ぎゅうぎゅう気味なので…」
様々な課題をあぶりだし練った移転計画。先月、本格的な作業が始まりました。 部員: 「“水温合わせ”しています。水温が一気に変わっちゃうと魚たちが死んじゃったりするので」
この日は、長高水族館の人気者、カクレクマノミたちの引っ越し。 部員:「あ、やばいやばいやばい!ウツボ出ちゃった…」 またもや脱走! 部員:「結構ね、粘液があるけんウツボは」
新しい水族館の目玉は幅3mの“巨大水槽”
そして保健センターには…新しい水族館の目玉、幅3mに及ぶ巨大な水槽が到着しました! 部員たち: 「でか!」「(水槽が)できちゃったんだよ!」「実感なさすぎ!」