実行役か、20歳男2人逮捕 栃木の夫婦遺体損壊疑い
栃木県那須町の河川敷で焼損した夫婦の遺体が見つかった事件で、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は1日、死体損壊容疑で、いずれも住所、職業不詳、韓国籍の姜光紀容疑者（20）と若山耀人容疑者（20）を逮捕した。認否を明らかにしていない。行方を追っていた実行役とみられる2人組で、事件の逮捕者は4人となった。 2人は遺体発見前日の4月15日夜に平山綾拳容疑者（25）から車を借りた後、東京都内の空き家で夫婦を暴行した疑いがある。その後夫婦を車に乗せて栃木に向かったとみられる。 姜容疑者は30日午後、神奈川県大和市のホテルから出てきたところを捜査員が任意同行を求めた。若山容疑者は30日午後、千葉市若葉区の知人宅にいたところを確保された。 2人の逮捕容疑は平山容疑者や佐々木光容疑者（28）と共謀し、16日未明から早朝にかけ、会社役員宝島龍太郎さんと妻幸子さんの遺体に火を付けて焼損した疑い。 佐々木容疑者は「（ある人物から）指示を受けた」などと供述しており、捜査本部はさらに指示役がいるとみて捜査している。
