大阪ダブル選 当選の維新・松井氏、吉村氏が会見(全文10)
維新の支持層が固まってきている? 新しい時代に入ってきた?
産経新聞:最後に伺います。今回の選挙でも、これまでの選挙でも、維新は組織じゃないんですということですごく訴えられてきたと思うんですけども、今回8時にもうテレビは当確を打つような、これだけの残す票があるけれども、これだけの大差が付くようになってきた。われわれ、皆さんの分析の中でも、でも、無党派層がこれまでも、以前は無党派層が維新を支持してたっていう傾向があったということがあると思うんですけども、最近になってくるとどうも無党派層はどちらかというと、今、無党派層になっている人って、どちらかというと自民のほうの支持が多いような分析もあるという話も聞きます。組織はないって言ってますけども、維新の支持組織まではいかなくても、維新の支持層っていうのが固まってきたというような、維新としての何か新しい時代に入ってきたというような印象はありますでしょうか。 松井:これは維新の支持いただいている方っていうのは、われわれが今やっているその改革の部分を評価をしていただいている、そういう方々ですしね。他の政党にあるような、さまざまな各種団体とか、そういう官公労とか、そういうところに所属してる方、自民党や共産党を応援しろよというところとは全く違うと思います。われわれの支持いただいている皆さん方というのは、日々僕らをチェックしながら、本当に本気で改革をやってるかどうかを、そこで判断をいただいている方々だと思うんでね。何らかの、そういう自分が所属している、そういう組織でその政党を応援していくというところの考え方は、全くお持ちでない方ばかりだと思ってます。 ただ、大阪においてはある一定、支持が固められてるというのは、まさにこの大阪で大阪維新の会をスタートして、この丸々5年半ですか、この間のわれわれの活動を理解をいただいてるんだろうなというふうに思ってます。 吉村:その維新の支持に対する層というのは組織化されてるわけではないですからね。加えて僕らは企業・団体献金を禁止という形で進めてます。ですので、組織として支援を受けてるわけではなくて、この政策理念に共感して1票を投じてくださってると思っていますので、そもそも組織ではないでしょうね。ですので、われわれとしては、こういった政策理念をぶれることなく、しっかり大阪の政治を進めていくというような形だというふうに思ってます。 司会:よろしいでしょうか。真ん中の方。